『売れ残り』 by Orin Swift

こんばんは。

”ジンファンデル”と言うブドウをご存知ですか?

ワイン用ブドウ品種には「シノニム」と言って、各産地ごとによって同じ物の呼び名が変わる事があります。

こちらのジンファンデルもそのうちの一つで、アメリカで作られている割とメジャーな品種です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジンファンデル

同じブドウでも、イタリアでは“プリミティーボ”と呼ばれております!
国が変われば味も違う!大まかなニュアンスは似ているものの、やはり気候風土や醸造の仕方で味わいもだいぶ変わって参りますので、機会があれば飲み比べてみるのも面白いかと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/プリミティーヴォ

 

さて、本日はそんなジンファンデルを使ったアメリカワインの御紹介です。

近年のモダナイズされたワインは、各国で品質の高いヨーロッパ品種のワインがが多様に生産されるようになりました。

しかし、そういった流れの中で、『ABC』なんて揶揄が聞こえて来る様になりました。

“Anything but Cabernet Sauvignon (or Chardonnay)”

それぞれの頭文字をとったこの言葉。
カベルネとシャルドネ以外はないの?的なニュアンスです。

ワインのクオリティーが底上げされたからこそ生まれた贅沢な言葉!

そこでコチラ!

ヒルナンデスなどの各種メディアで紹介させて頂き、当店でも非常に人気の高い「Prisoner」が有名なOrin Swiftの名作。

『Saldo』

プロパガンダ感満載と言うか、パンク精神旺盛というか…
非常にメッセージ性の強いアーティスティックなエチケットやタイトルが特徴的な造り手。

その中でも、このサルドと言う言葉には「売れ残り」と言う意味があります。
バランスのとれたなんて意味もあるんですが、恐らくダブルミーニング的に名付けられたのでしょう。

カベルネなどの主流から外れたこのジンファンデルでも最高の物が出来るんだ!くらいやがれ!と言った強い意志を感じます。
また、AVAに囚われる事なく、各地から上質なジンファンデルを集め丁寧に作りこまれています。

ジンファンデルが持つ濃厚な果実味と、オークの香りが渾然一体となった素晴らしくバランスのとれたパンチある一杯がお楽しみいただけます。

同じくジンファンデルの雄。
この品種の銘醸地としても名高いロダイで年間極少量のみ生産される一本。

『OAK RIDGE / Zinfandel Lodi』

バランスのとれた言う意味では、こちらはより洗練され上質な品格を持ちます。
SALDOはベリー系のコンポートを思わせる濃厚な香りが際立ちますが、
こちらはよりスパイシーに仕上がっている印象です。

しかし、ジンファンデル独特の円やかな酸と豊富なタンニンによって重厚感のあるフルボディに仕上がっております。

どちらも全くニュアンスの異なるワインですので、是非当店で飲み比べをお楽しみください!

フロアマネージャー
西 勇輔

焼き鳥とワインの専門店

「六本木 すみまさ」

〒106-0032
東京都港区六本木3-8-7茂海ビル1F
TEL:03-3475-6333
OPEN:月〜水,土 18:00-24:00(Lo23:00) / 木,金 18:00-29:00(Lo28:00)